Eagleで(非公式)特殊記号

    
2016年 10月 14日 掲載

プリント基板の設計にCadSoft社の「Eagle」を利用しています。日本語などの2バイト文字に対応していないのですが、それほど困ることはありません。ただ、回路図やシルク印刷内のテキストオブジェクトに「Ω」や「±」、「μ」、「φ」などを入れたくなることが時々あります。

ネットを検索していると「Ω」の入れ方を紹介しているサイトがありました。「Û(U + circumflex)」を使うのだそうです。これは16進数で言うとDBに相当します。その紹介ページから「Û」をコピーし、Eagleのテキストボックスに入力すると見事に「Ω」が出現しました。

ohm

もしかしたら他にも特殊記号があるのではないかと調べてみると、「Φ」は「Ø」D8、「φ」は「Ý」DD、「±」は「±」B1できちんと出るではないですか。ここではすべて紹介しませんが、どうやらISO8859-1をベースにところどころ独自の定義を入れているようです。

ちなみに、この芸当ができることを確認したのは「ベクターフォント」のみです。

また、CadSoftのヘルプによれば、128(16進で80)以上のコードは独自の拡張なので、他のフォントで正しく出るとは限らないと書いてありましたので、納得したうえで使いましょう。